炭酸ガスレーザー

炭酸ガスレーザーとは

マドンナリフト器械写真炭酸ガスレーザーは水分に吸収されやすく、一瞬にして熱エネルギーに転換されるという性質があります。患部に照射すると、その細胞に含まれる水分がレーザーのエネルギーを吸収し、蒸散作用を起こして瞬間的に患部の組織を除去します。このとき、周辺の血管は熱凝固作用で一瞬のうちに固まってしまいますので、出血はほとんどありません。また、炭酸ガスレーザーの蒸散作用は皮膚の表面に限られ、深いところまで至らないので、患部の治癒も比較的早いといえます。炭酸ガスレーザーはほくろや盛り上がりのあるしみ、首のいぼに有効です。深部組織や周辺の正常な皮膚にはダメージを与えないため、メスで切除した場合よりもキズ跡が残りにくく、治りも早いのが特徴です。
治療の際は局所麻酔をクリームや注射で行いますので痛みや出血もほとんどありません。

<効果>

ほくろ、盛り上がりのあるしみ、首、体幹のいぼ、皮膚の一部の小腫瘍の除去

それぞれの疾患に対しての治療法

ほくろの治療

  1. まず、ほくろに悪性の所見がないかどうかをデルマトスコピーにて十分観察させていただきます。少しでも悪性の疑いの所見があれば、病変がきちんと取り切れるように脂肪組織まで含めて切除します。その時、病理組織検査を行い、悪性の度合いがどの程度であったのか、きちんと切除できているかを確認します。このようなケースでは、レーザー治療の適応にはなりません。
  2. ほくろに悪性の所見がないと思われ、できるだけ傷あとを少ない治療を希望される時に、レーザー治療を選択します。それでも全く傷あとが残らないわけではありません。
  3. まず、局所麻酔のあと、傷あとがあまり残らない深さで、炭酸ガスレーザーを使用してほくろを削ります。あまり深く広く削ると、ほくろは完全に除去できますが、傷あとが目立つようになります。また、浅すぎればほくろは再発してきます。
    無理をせずに傷あとがめだたないくらいで、削りを終了します。
  4. その後、削った部位をメラニン色素だけに反応するレーザーをあてます。メラニンが深くまであると1回では除去しきれませんが、ここであまり無理をすると、結局深い傷あとを作ってしまうことになりかねませんので、十分な効果の得られない時は2回目以降の治療の計画をたてます。
  5. 治療後、軟膏をぬり、早く皮膚が治癒するようにするためのテープを貼ってもらいます。翌日からテープをとって洗顔し、テープを貼り変えていただきます。化粧をしていただいて構いません。
    皮膚が治るまでに、約1~2週間くらいかかります。傷あとの赤みが引いてくるのには、約
    6か月かかりますが、個人差があります。

盛り上がりのあるしみ(脂漏性角化症)の治療

脂漏性角化症(老人性イボ、いぼ)は液体窒素での治療も可能ですが、あとや色素沈着がのこらないようにきれいに治療するには、炭酸ガスレーザーを使った治療がおすすめです。炭酸ガスレーザーで気化、蒸散させ、脂漏性角化症を皮膚表面から浅く削り取ります。傷はすりむいてめくれた程度なので、軟膏をぬってテープをはっていれば10日間くらいで、上皮化し治癒します。

首のいぼの治療

首を触ったときにザラザラするいぼは「アクロコルドン」や「スキンタッグ」と呼ばれる良性腫瘍の一種です。
胸や腹部、わきにもでき、皮膚のこすれる部位や汗のかく部位に多くみられます。このいぼを傷が目立たず、確実にきちんととるには、炭酸ガスレーザー治療が適しています。

治療後、かさぶたができ、1週間ほど経過するとかさぶたがとれます。その時点ではまだ赤みはある状態ですが、1か月もすると、傷はきれいに治癒します。

治療の流れ

①お電話・美容WEBでのご予約

美容電話、美容WEBからご予約ください。
お悩み、希望治療、曜日、時間などをお伺いして、ご予約を承ります。

②受付

受付にて、問診票のご記入をお願いします。現在の症状、これまでの治療経歴、治療に関するご希望をお伺いいたします。

③診察前カウンセリング

問診票にもとづいて、カウンセラーが現在の症状や治療に関するご希望を確認いたします。これは診察をよりスムーズに行うために行っています。

④診察

お悩みの内容を確認し、現在の皮膚の状態を説明し、肌質や皮膚の状態に合った治療を提案させていただきます。

⑤スタッフからの確認

より安心して治療を受けていただくために、スタッフが医師の診察内容に沿って治療やお薬、費用について再度説明させていただきます。ご不明な点やご心配な点があれば、何でもご相談ください。また、承諾書をお渡しします、承諾書をお読みいただき、疑問やご不安がなければご署名いただきます。後日の施術であれば、ご予約ください。承諾書はお持ち帰りいただき、施術当日にご持参ください。

⑥施術当日

洗顔をしていただき、皮膚の状態の写真をとらせていただきます。
麻酔クリームを施術部位に塗布します。30分ほどおきます。麻酔注射で行う時もあります。

⑦麻酔クリーム塗布

痛みの少ない状態で治療を行うため、麻酔クリームを照射部位に塗ります。麻酔クリームの効果が出るまで30分程お待ちください

⑧レーザー照射

麻酔クリームをふきとり、治療部位にレーザーをあてます。

⑨施術後

治療後、照射部位に軟膏を塗布します。ご自宅でも軟膏を塗ってください。テープで保護をした方が良い部位はテープをはっていただきます。傷の状態によって塗布する軟膏とテープの種類は違います。軟膏やテープをお渡ししますので、指示に従ってください。10日後 傷の経過を見せていただきます。

⑩お会計

よくあるご質問

①たくさんあるのですが、全部施術してもらうことはできますか。

基本は、頸部ですと15分、体幹ですと20分で施術できる範囲を1回の施術の目安にしています。体幹などで、とても量が多い、大きいものがある時は、2回に分けて治療を行わせていただきます。

②施術後の状態はどんな状態ですか。

汗の多い時期ですと、レーザー照射部位が化膿したり、赤くなったりすることがあります。また、頸部は日焼けにも注意していただきたいと思います。
発汗の少ない時期、紫外線の弱い時期に治療されることをおすすめします。

③どんな衣服で施術をうけたらよいですか

施術をうける部位によって変わります。頸部ですと、かぶりの服ではなく、胸元があく服の方がよろしいかと思います。体幹は、ぴったりした服でお越しにならないようにお願いいたします。

施術写真

炭酸ガスレーザー施術中の写真

料金表

ほくろ

手術療法  保険の適応
レーザー治療(実費)
1mmにつき5,000円(税別)3個以上で1割引き、5個以上で2割引き
例えば 3mmと2mmの2個の場合 25,000円
    4mmと3mmと2mmの3個の場合 45,000円の1割引き40,500円(税別)
    2mmが2個 1mmが3個の場合  35,000円の2割引き28,000円(税別)
その他に麻酔代、軟膏・テープ代がかかります。

施術料は初回の治療の時のみです。2回目以降は再診料のみです。ほくろが1回の治療で十分とりきれなかったという時は、最終の治療から6か月以内であれば、再診料のみで治療を行います。この治療はあくまで、美容的な治療であり、完全にとりきることが治療の目標ではありませんから、どうしても長い間に再発してくることは起こり得ることです。半年以内に再発してくるときは治療が十分でなかったと考えられますが、それ以上の期間の保証は難しいのが現状です。半年以上たってからの再発に対しての治療は実費をいただいておりますので、よろしくお願いいたします。

いぼ

顔   10,000円(税別)
頸部  12,000円(税別)
体幹  18,000円(税別)

数が多い時は、2回から3回に分けて行いますので、上記の料金が施術のたびにかかります。
その他に麻酔代、軟膏・テープ代がかかります。