内科疾患

当院では内科、皮フ科それぞれの診療科で漢方診療を行っております。
受診された診療科でご相談ください。
病状によっては、内科から皮膚科、または皮膚科から内科へとご紹介させていただいております。

当院では保険適用のエキス剤を用いています。ご希望や病状によって、煎じ薬をお薦めしています。

〈漢方薬の適応〉

漢方薬は、急性の病気から慢性の病気に至るまで、ほとんどの病気に適応があります。診療科の枠にとらわれず「個人」毎の病状に合わせて適用されますので、どの科を受診したらいいか迷っている方は一度ご相談ください。
西洋薬が合わない方や「未病」にも漢方薬が適しているとと考えます。

―漢方薬が適応となる疾患の例―

胃炎(急性・慢性) 胃弱症 胃下垂 消化不良 腹痛 下痢(急性・慢性)
便秘 過敏性腸症候群 逆流性食道炎
感冒 咳嗽(慢性) 病中・病後の疲労回復  夏バテ 慢性疲労症候群
口渇 咽喉異常感(のどのつかえ、違和感) 鼻炎 花粉症 蓄膿症
冷え症 のぼせ めまい メニエール 動悸 自律神経失調症
低血圧症 頭痛・片頭痛
月経痛 月経不順 月経前症候群 更年期障害
慢性膀胱炎 
浮腫  一部腎臓病にも有効
腰痛 関節リウマチ 肩こり こむら返り
ニキビ 皮膚の乾燥 じんましん 湿疹 アトピー
など

〈副作用〉

漢方薬の副作用自体は、西洋医学の薬剤に比べるても決して多くなく、約1~3%未満といわれています。そのほとんどが、胃腸症状や湿疹、動悸、めまいなどです。中止することにより、多くは改善します。

〈薬の併用〉

西洋薬との併用は、多くの場合、問題となることはありません。ただ、一部薬剤によっては注意を要するものもあるため、受診時に必ず医師に相談することをお勧めします。
一般的には、現在受けておられる治療に漢方薬を併用することで、治療効果を高めることや一部西洋薬の用量を減らすなどの補完作用を目的として、また、薬のアレルギーで飲めない薬がある場合などの代替手段としても使用されます。

〈漢方の診察〉

漢方の診察法を「四診」といいます。
四診とは、望診、聞診、問診、切診の四種類の診察法の呼称です。

現代のような検査機器の発達してなかった時代においては、医師の五感を通して様々な方法で患者情報を集めて、それをもとに診断を下し、治療方法を選択してきたのです。
このような事情から、診察では、一見訴えと関係のない事柄をいろいろと聞いたり、関係のなさそうな体の部位を観察したり触れたりします。
たとえば、頭痛なのに、舌を見たり、おなかを触ったりします。これらはいずれも漢方では重要な診察法です。

望診  視覚による観察
    舌診(舌の状態を観察します)

聞診  聴覚や嗅覚による観察

問診  訴えを聞く
    西洋医学よりも詳しく、一見関連のなさそうなことも尋ねます

切診  触診のこと
    脈診(脈を触れる)
    腹診(腹部を触る)

いずれも大事な診察法で、受診者の協力を必要とします。
診察方法で、どうしても抵抗を感じられる方は事前に医師に申し出てください。