体や皮膚の栄養不足

最近 体が疲れやすい、皮膚があれて治らない、爪に縦に線が入る、
そんなお悩みの相談をよく受けます。よく話を聞いてみると、食生活が不規則
野菜の摂取量が少ない、睡眠不足という方が多いようです。そんな方に、血液検査で亜鉛、鉄 などを調べてみると、低亜鉛血症、かくれ鉄欠乏性貧血の方が多く見受けられます。
亜鉛は体内で作り出すことができないので、食事から摂取する必要があります。
かき、肉、大豆製品に含まれていますが、不足しがちになるミネラルです。亜鉛には、免疫力の向上、皮膚や髪のトラブルを改善、生殖機能の改善など様々な働きがあります。ですから、亜鉛不足が改善されると、爪も皮膚もきれいになり、体も元気になるわけです。
また、かくれ貧血は、血液検査でヘモグロビンは正常なのに、脊髄や肝臓に蓄えられている貯蔵鉄が減少している状態です。生理のある女性はほとんどの方がかくれ貧血かなと思うほど多く見られます。この状態になると、疲れやすい、皮膚炎が治らない、軽いめまいがするなどいろいろな症状が出てきます。
皮膚や体の症状は、栄養欠乏が原因のひとつになっていることもあります。
気になることがあれば、一度ご相談くださいね。


うえだ皮膚科内科 八田院

当院では、幅広い治療を提供して皆様の「皮膚の健康」から「体の健康」維持に、さらにアンチエイジング、美容治療にも取り組んでいます。可能な限り、皆様のご要望に沿えるような治療プランをご用意していますので、お気軽にご相談ください。