手荒れ

こんにちは(^^♪ まだまだ寒い日が続きますね。
今回は「手荒れ」についてお伝えします。

手荒れは手を使わないことが一番ですが、手はなにかと使うため休めることが難しいですね。日常生活の中で無理のない範囲で気を付けたいものです☺

日常生活に潜む手荒れの原因

水仕事やシャンプー、手洗いなどが大きな原因とされています。職業別にみると、水仕事の多い主婦や美容師、飲食業、紙幣を扱う銀行員、手洗いや消毒の頻度の高い医療従事者などに多くみられます。

食器洗剤は油汚れと同様に肌の皮脂膜も根こそぎ落としてしまいます。(食器用洗剤は薄めて使うことをおすすめします☺)
お湯は水より皮脂膜が失われやすいです。手洗い後のアルコール消毒はアルコールの揮発と一緒に肌の水分も失われてしまい、乾燥・肌荒れには良くないです。消毒後は続けて保湿剤も使用しましょう。

手荒れの進行 5段階

初期:手荒れ予備軍

症状:軽度のカサつき、乾燥
◎寒い季節だけでなく、年間通して保湿をすることで予防ができます。

注意期:手荒れ

症状:手全体にカサつきが広がる、皮むけ、軽いひび割れが発生
◎手を洗ったらしっかりと水気を拭いて、その都度保湿剤を塗る。これ以上進行しないようにすることが大切 です^^

※当クリニックでは、乾燥・刺激から肌を守る「ハイテウルスキンクリーム」を取り扱っております。
水仕事などの手荒れが心配されるお仕事の前などにお使い下さい。
(保湿剤ではありませんので、ハンドクリームは別でお使いください)

進行期:ひび、あかぎれ、ところどころ血がにじむ

症状:ひび割れが目立つ、皮膚がゴワゴワして硬い、赤みが強い
◎水仕事を極力避ける、保湿後、麺の手袋などでをして手を保護する。

重症期:手湿疹

症状:ひび割れの部分から出血して痛みを伴う、皮むけが酷い、赤く腫れて痛みを伴う
◎水仕事をする時はゴム手袋の下に綿の手袋をする、素手での作業はできるだけ避けたほうが良い。

最重症期:手湿疹、ただれ

症状:痛みで指が曲げられない、ジクジクする、水疱ができる
◎すぐに皮膚科受診をして治療をしましょう。

手荒れは自然に治ることもありますが、放っておくと症状が進行していきますので気を付けて下さい!

うえだ皮膚科内科 八田院

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