Qスイッチ
ルビーレーザーとは
About

当院で採用しているQスイッチルビーレーザーは、Q plus-Rというイタリアに本社をおく世界的レーザー企業、クアンタ社製のレーザーです。その波長は、メラニン色素に最も吸収の良い694nmをもっており、正常な血管や皮膚にはほとんど吸収されない特性があります。そのため、正常な組織へのダメージを抑えながら、シミやあざの色素のみ破壊することができます。Qスイッチルビーレーザーは、青・黒・茶色によく吸収される性質があります。表皮・真皮の両方のしみやそばかすに高い効果が期待でき、ほとんどのしみやアザを効果的に治療することができます。
こんな悩みに
Trouble
- 表在性のしみ
・しみ(老人性色素斑)
・そばかす(雀卵斑)
・茶あざ(扁平母斑) - 深在性のしみ
・青あざ(太田母斑・異所性蒙古斑)
・ADM(後天性真皮メラノサイトーシス) - その他のしみ
・外傷性色素沈着症(外傷性刺青)
太田母斑・異所性蒙古斑は5回まで、外傷性色素沈着は5回まで、扁平母斑は2回まで保険適用となります。※規定の回数を超えた分は自費診療になります。
Qスイッチ
ルビーレーザーの特徴
Feature
1.一度の治療で効果が期待できる
Qスイッチルビーレーザーは、非常に強力なしみ・あざ治療です。その為、一度の治療でも高い効果が期待できます。しみの治療で 重要になるのが 「メラニン」と「酸化ヘモグロビン」です。メラニンへの反応が高く、酸化ヘモグロビンへの反応が低いほど しみ治療の効果が高くリスクが低くなります。
皮膚には血液が流れていて、赤血球の中にある酸化ヘモグロビンが光の影響を受けます。レーザーで酸化ヘモグロビンが反応すると破壊されてしまい、出血や紫斑ができたり色素沈着のリスクが高まります。
ルビーレーザーの波長は694nmで、酸化ヘモグロビンにはほとんど吸収さず、メラニン色素によく吸収されます。
そのため、正常な組織や周囲の皮膚や血管へのダメージが極めて少なく、傷跡が残るリスクがほとんどありません。
2.表皮・真皮の両方に効果的
表皮性のしみ・そばかす・ほくろから、真皮性のあざ・色素沈着まで性質の異なる様々なしみやあざにも強力なレーザーの熱で効果的に治療します
3.肌へのダメージが少ない
皮膚内部のしみやあざの原因となっているメラニン色素のみに働きかけるので、正常な皮膚組織へのダメージを最小限に抑えた治療が可能です。
4.高速3Hz(ヘルツ)発振で施術時間が短い
従来のQスイッチルビーレーザーでは、1秒間に繰り返し照射できるのは2回、つまり2Hzが限界でしたが、 QプラスRでは、3Hzという高速レーザー発振が可能になりました。これにより、迅速で効率的なレーザー治療が可能になります。
高速3Hz(ヘルツ)発振
従来のQスイッチルビーレーザーでは、1秒間に繰り返し照射できるのは2回、つまり2Hzが限界でしたが、 QプラスRでは、3Hzという高速レーザー発振が可能になりました。
これにより、迅速で効率的なレーザー治療が可能になります。
きめ細かなフラクショナル照射が可能
QプラスRで可能なフラクショナル照射は、従来のQスイッチルビーレーザーに比べ、小さな点状にレーザーを当てるため、 部分的に健康な皮膚(レーザーを照射していない箇所)を残すことが可能になります。これにより、熱によるダメージを最小限に押さえることが可能になります。従来のQスイッチルビーレーザーが1回の照射範囲およそ20%になるのに比べ、QプラスRでは1回の照射範囲はおよそ5%です。
きめ細かなフラクショナル照射が、炎症後色素沈着の予防に役立ちます。
照射方法
ルビースポット
ルビーレーザーは、強力なエネルギーで、皮膚の深い部分(真皮)にあるメラニン組織を破壊します。肌へのダメージを最小限に抑えながら、真皮層の奥深いところに存在するしみやあざにも有効です。部位や個人差がありますが、色素が数週間から数ヶ月かけて体表に排出されます。
破壊されたメラニン色素の排出が進むと、徐々にしみやあざが改善して正常な肌へと変化していきます。
しみの取れ方には個人差があります。また、炎症後色素沈着が長く続いたりすることもあります。
- 照射後10日間程は傷や日光から保護するために、照射した部位に被覆材(肌色のテープ)と外用剤(ぬり薬)を使用していただきます。できるだけ被覆材がはがれないように注意してください。
- 照射後1カ月目にかけて一過性の炎症後色素沈着により、しみが再び黒くなったように見えることがあります。通常2~3カ月程度で自然に薄くなって消えていきます。
- 一時的に照射部位や周辺に赤み、ほてり、腫れ、内出血、びらんの症状が出る場合があります。
ルビーフラクショナル
きめ細かなフラクショナル照射が可能
QプラスRで可能なフラクショナル照射は、従来のQスイッチルビーレーザーに比べ、小さな点状にレーザーを当てるため、 部分的に健康な皮膚(レーザーを照射していない箇所)を残すことが可能になります。これにより、熱によるダメージを最小限に押さえることが可能になります。従来のQスイッチルビーレーザーが1回の照射範囲およそ20%になるのに比べ、QプラスRでは1回の照射範囲はおよそ5%です。きめ細かなフラクショナル照射が、炎症後色素沈着の予防に役立ちます。また、肌質も改善します。
症例写真
Case photo
ルビースポットの症例写真
(Case No.146)

施術名:Qスイッチルビーレーザー(ルビースポット 1回治療)
施術の説明:形が明確な大きめのシミを治療する際に使用する、1回でシミを除去する治療方法です。
施術のリスク・副作用:数日~1週間程度全体的に赤みが残る場合があります
施術の価格:約10,000円(税込)~(大きさなどにより変動します)
ルビーフラクショナルの症例写真
(Case No.147)

施術名:Qスイッチルビーレーザー(ルビーフラクショナル 2回治療)
施術の説明:シミに効果的なルビーレーザーを状(ドット)に照射し、シミやくすみの原因となるメラニン色素を薄くする治療。
施術のリスク・副作用:赤み、熱感、腫れ、施術部位の痒み
施術の価格:当院初回お試し 16,500円(税込)/通常 19,580円(税込)
施術概要
Detail
所要時間
約30分
痛み・麻酔
大きな痛みありませんが、輪ゴムではじいた時のような、多少の痛みはあります。
ダウンタイム
患部が茶褐色になったり、内出血が生じる可能性がありますが、1~2週間後には瘡蓋になり、はがれます。
副作用
炎症後色素脱出、炎症後色素沈着、傷跡など
メイク
患部の瘡蓋がはがれるまで、その部分のみメイクは避けていただきます。
シャワー・入浴
洗顔・シャワーは施術当日から、入浴は翌日から可能です。
施術サイクル
あざの場合は3ヶ月ごとに4〜5回の治療をおすすめします。
施術が受けられない方
- 妊娠中または授乳中の方
- 日焼けをしている方、日焼けする予定がある方
- 光線過敏体質の方
- 皮膚に強い炎症や湿疹がある方
- 照射部位に皮膚疾患がある方
- 照射部位にアートメイクやヒアルロン酸注入などをしている方
- 肝斑がある方
注意事項
- 施術後は一時的に照射部に赤みや腫れなどが発生することがあります。
- 施術後数日経過するとレーザー照射を行った部位がカサブタになりますが、無理に剥がしたりしないでください。
- レーザー照射後の皮膚はデリケートになっています。 強く擦ったり、皮膚に刺激を与えないようにしてください。
- 照射後1カ月目にかけて一過性の炎症後色素沈着により、しみが再び黒くなったように見えることがあります。通常2~3カ月程度で自然に薄くなって消えていきますが、個人差があります。
よくあるご質問
FAQ
-
ダウンタイムはありますか?
-
赤み、腫れ、色素沈着、かさぶたが、半日から1週間ほど続くことがありますが、照射の仕方によって違います。
また炎症後色素沈着を起こすことがありますが、時間がたてば消失していきます。まれに色素脱失や水疱形成、ニキビの出現が起こることがあります。
-
痛みはありますか?
-
施術中はパチンパチンというゴムで弾かれるような軽い痛み、施術直後は腫れ、熱感、ヒリヒリ感、赤みがある場合があります。
料金表
Price
Qスイッチルビーレーザー
しみ取り | 例5mm 10,000円〜 |
(表示価格は税込です)
※大きさや個数、施術方法により料金が変動いたします
Qスイッチルビーフラクショナル(鼻・頬)
当院初回お試し料金 | 16,500円 麻酔代別途 +3,300円 |
1回 | 19,580円 麻酔代別途 +3,300円 |
(表示価格は税込です)
未承認機器・医薬品の掲載に関して
- この治療は国内未承認医薬品または医療機器を用いて施術を行います。
- この治療に用いる医薬品および医療機器は当院医師の判断の元、個人輸入手続きを行ったものです。
- この治療に用いる医薬品および医療機器と同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等はありません。
- この治療に用いる国内未承認医薬品または医療機器は、FDA(米国食品医薬品局)、EU(欧州連合)CEマーク、の承認を取得しております。