エクオール

エストロゲンに似た働き 女性ホルモン減少の味方
女性のゆらぎ期には、女性ホルモンであるエストロゲンの減少が関係しています。
女性にとって大事なホルモンのひとつ「エストロゲン」これは月経や妊娠に大いに関係し、その他にも肌や髪をつややかにしたり血管や骨の健康を保ち、さらには脳や自律神経のバランスまで整えるとても大事な成分なのです。

しかし、40歳くらいを境に減っていき、それに伴い様々な不調が出ることで「ゆらぎ」が発生します。近年、そのエストロゲンによく似た働きをする成分が発見されました。それがエクオールです。「エクオール」は大豆イソフラボンに含まれるダイゼインという成分が、腸内菌の力を借り、変換されて生み出されます。ダイゼインのままと比べ、よりエストロゲンに似た働きをすると言われています。しかしエクオールを腸内で産生できるのは、日本人で約5割にとどまっています。大豆イソフラボンを摂取しても、腸内細菌の違いによって、エクオールを産生できない人がいるのです。そこで、エクオールを産生できない人はエクオールを直接内服することで女性のゆらぎをゆるめることができるのです。
エクエルの内服
大塚製薬はエクオール含有食品 エクエルを開発しました。1日10mg内服することで、必要なエクオールを摂取することができます。また、エクオールは体内にとどまらないので、エクオールを産生できる方もエクエルの内服をおすすめします。

メトセラNMN

NMNとは体の中の細胞が活動するために欠かせない補酵素NAD(nicotinamide adenine Dinucleotide)の前駆体で、あらゆる生物の細胞の中に存在しています。本来NMNニコチンアミド・モノ・ヌクレオチドのこと。ビタミンのようなもので体内のすべての細胞に分布している成分です。

体内にあるNMNは歳をとるにつれて伴って減っていきます。そしてNMNはビタミンB3などを材料として体内で自然に生成される物質ですが、加齢に伴い体内での生成能力は減少していきます。体内でNADという成分にまた変化するのですが、このNADが減ると老化現象が起こるのです。

このNMN、NADについては、ハーバード大学、ワシントン大学、慶応大学と言う名立たる大学の医学部で研究がされています。ある実験ではNMN(NAD)は40代になると若い時の半分ほどの量にまで低下してしまうと明らかになりました。

では、なぜNMNを摂取することで体が若返るのか。それはNMNが長寿遺伝子(サーチュイン遺伝子)を活性化させるからです。サーチュイン遺伝子は寿命や病気のなりやすさに関わる遺伝子であり、活性化することで身体機能が改善します。

NMNを内服すると、体は活性化し、睡眠もよくとれるようになり、肌にもはりがでると報告されています。

セルアクチン

セルアクチンは、成長ホルモンの分泌を自然に促すことで、細胞の若返りや健康維持をサポートするメディカルサプリメントです。年齢とともに減少する成長ホルモンを若い頃のレベルに回復させることで、肌の若返り、シミ・イボの改善、筋力維持、代謝向上などの効果が期待できるFDA(米国食品医薬品局)に認可された「アミノ酸ペプチド/複合剤」です。
年齢により減少した成長ホルモン分泌を若いころのレベルに回復することが期待できます。

セルアクチンの特徴:
成長ホルモンの分泌を促す:
セルアクチンは、GHRP-2というアミノ酸複合剤を含み、成長ホルモンの分泌を自然に促します。
経口摂取できる:
注射ではなく、手軽に経口摂取できるため、副作用の心配も少なく、継続的な服用が可能です。
FDA認可:
米国食品医薬品局(FDA)に認可されたメディカルフードであり、安全性が高いです。
多岐にわたる効果:
肌の若返りだけでなく、筋力維持、代謝向上、睡眠の質の改善など、様々な効果が期待できます。
副作用が少ない:
アミノ酸製剤であり、合成・成長ホルモン剤は含まないため、副作用が少ないです。
成長ホルモンの働き ~若化
成長ホルモンの主たる役割は「タンパク同化作用」です。
その作用は「細胞骨格」と呼ばれるタンパク繊維の再生を助けてくれる役割を果たします。
成長ホルモンは、30歳以降は減少傾向にあります。 体内のタンパク繊維が劣化すると細胞骨格が衰え、体の老化が進んでしまいます。よって成長ホルモンの分泌を促すことで、このタンパク同化作用が促され、若化に貢献してくれるということです。

セルアクチンが期待できる効果:

  • 肌の若返り:シワやシミ、乾燥肌の改善が期待できます。
  • 筋力維持:筋肉の減少を防ぎ、筋力を維持する効果が期待できます。
  • 代謝向上:基礎代謝が上がり、ダイエット効果も期待できます。
  • 睡眠の質の改善:睡眠の質が向上し、深い睡眠が得られる可能性があります。
  • その他:免疫力向上、疲労回復、性機能改善など、様々な効果が期待できます。

セルアクチンを使用する際の注意点:

  • 医師や専門家と相談する:
    セルアクチンの服用を始める前に、医師や専門家と相談し、自分に合った使用方法を確認することが重要です。急性炎症性疾患、慢性疾患、内分泌性疾患、悪性腫瘍など疾患をお持ちの方は主治医にご相談ください。
    妊娠中や授乳中の方への安全性は検証されていません。
    公式スポーツ競技などへ出場の場合、ドーピングと見なされることがあります。
  • 使用方法を守る:
    1日1回2錠を就寝1時間以内に口内全体を使って溶かします。
    溶解後10分程度は飲食を控えます。
    溶解、吸収後は口ゆすぎや歯磨きを行ってください。

●推奨年齢は30歳以上です。
即効性を期待する薬剤ではないため、1~3ヶ月程度の経過をご覧いただくよう推奨しています。
効果を実感するためには、継続的な服用が推奨されます。

  • 食生活や運動と併用する:
    健全な食生活と運動を併用することで、より効果的にセルアクチンの効果を実感できます。セルアクチンは、細胞の若返りを促すための有効な手段の一つです。しかし、個人の体質や健康状態によって効果には差があります。セルアクチンを試す際は、医師や専門家と相談し、使用方法を守り、継続的に服用することで、その効果を最大限に引き出すことができます。

ヘム鉄

鉄は酸素と結びつき、酸素を体のすみずみまで運ぶ役割を果たしています。鉄は体のすべての細胞に酸素を供給し、それにより細胞の中でエネルギー産生が行われるため、元気に過ごすことができます。
酸素が不足してくると、めまいや息切れ、動悸などがおこり、脱力感、倦怠感などの症状がでてきます。このように、鉄はビタミンと並び、不足しやすいミネラルの一つとして問題視されているミネラルです。特に、月経による女性の鉄不足、鉄の必要量が増加する妊婦では深刻な問題になります。
鉄には、肉や魚などの動物性食品に多い吸収性の高いヘム鉄と、野菜や穀類などに含まれる吸収性の低いヘム鉄があります。しかし、日本人が摂取する鉄の多くは吸収性の低いヘム鉄が多いのが現状です。
鉄の吸収・排泄は1日1mg程度とわずかですが、鉄が多く含まれている食品が少なく必要量が摂取しづらく、また月経や妊娠、授乳などで体内から多くの鉄を失うことがあるため、鉄不足が生じやすくなります。
そのため、鉄は一時的に摂取すればいいものではなく、継続して取り続ける必要がありますので、胃壁への影響が少なく、継続的な摂取に適しているヘム鉄の補給をお勧めします。

亜鉛

亜鉛は私たちの体内で非常に広範囲にわたり活動しています。

1. 酵素としての働き
亜鉛は生体組織内において、酵素の構成成分として存在しています。生体の維持に欠かせない多くの酵素において、酵素蛋白質の特定部位と結合し、活性の中心をなしているのです。特に,亜鉛は核酸・蛋白・糖・脂質代謝やDNA・RNAの合成に関与する酵素に不可欠で、生体機能に重要な役割をはたしています。体内で活躍している数千の酵素のうち、約300種類もの酵素は亜鉛がないと活性化することが出来ません。また、細胞の新陳代謝全般に関与しているため、不足すると細胞分裂や再生がスムーズに行われなくなります。消化酵素を作るのにも必要な成分ですから、亜鉛が不足することでたんぱく質を消化する力が低下するため、十分に分解されていないたんぱく質は腸の中で異物とみなされ食物アレルギーの原因となります。

2. 皮膚への作用
亜鉛は,皮膚の新陳代謝に作用し、創傷の修復作用があります。亜鉛欠乏症として、皮膚炎、皮膚の創傷回復遅延などが一般的にみられ、そのほか脱毛なども知られています。毛根には亜鉛が多く含まれているため、髪の毛のスムーズな成長には亜鉛が欠かせません。

3. 発達・成長に対する作用
亜鉛は,核酸・蛋白合成などに関与し、成長・発育には不可欠な微量元素であることが認められています。亜鉛欠乏症として、発育不全、骨格奇形や関節炎の発生頻度の増加、老人では骨粗鬆症などが知られています。

4. ホルモンに対する作用
亜鉛は、ホルモンの合成、分泌、機能にも影響し、特に性腺ホルモンやインスリンの機能に重要な役割をはたしています。 亜鉛が不足するとインスリンの分泌遅延により血糖値が上昇し、グルコースの脂肪細胞への取り込みが低下して糖代謝異常の一因となると考えられています。

亜鉛が不足すると、小児では成長障害・鉄欠乏性貧血、喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーのリスクが高まります。大人では、皮膚炎・脱毛症・味覚障害・生殖機能低下のリスクが高まります。

亜鉛が多く含まれる食品:カキ・レバー・ウナギ・たらこ・ホタテ・アーモンド・さんま

規則正しい食生活をおくっていれば、生命に関わるような問題が起きることはまずないと考えています。しかし、アトピー性皮膚炎や喘息、食物アレルギーなどの患者さんには、補充療法を行うと改善がみられる症例はたくさんあります。治療に必要だと思われる方には、適切な量を内服していただけるようにおすすめしています。

エクエル
エクエル(パウチ)4,320

(表示価格は税込です)

サプリメント 
メトセラNMN66,000
セルアクチン33,000

(表示価格は税込です)

飲む日焼け止め
ソルプロ プリュスホワイト
(30粒)
5,400

(表示価格は税込です)

サプリメント|うえだ皮膚科内科八田院|名古屋市中川区