稗粒腫とは
About
皮膚の表面に直径1~2mm程度の白色の小さなできものを稗粒腫(はいりゅうしゅ) と呼びます。
子どもから年齢が高い方まで、幅広い年齢の方にできますが、特に新生児や中高年の女性にできやすい疾患です。主に、目の周りから頬にかけてできやすいです。外傷ややけどによる皮膚の治癒過程で生じることもあります。加齢によって皮膚の代謝がおちてくるとできやすくなります。
内部にたまった角質が自然に排出されて症状がおさまることもありますが、年単位で症状が残ることもあります。

稗粒腫の治療
Treatment
圧出法(保険治療)
医療用の針でブツブツの表面に穴をあけ、患部をピンセットでつまむことで、ブツブツの原因となっている角質を小さな袋ごと除去する治療方法です。
多くの場合は1回の施術で取り切れますが、症状によっては複数回の施術が必要なこともあります。傷口は2~3日でふさがり、ほとんどの場合で傷跡は残りません。
再発する可能性があります。